あれやこれや

一織推しの語るアイナナつらつら

2022/01/25 一織誕 「16 IDOL ALBUM」感想文および和泉兄弟について(Privatter再録)

※内容のネタバレを含みます※

第1話。

 子供の頃の一織が写真の中で抱いていたクマのぬいぐるみの顔立ちを覚えていて、ケーキに載ったチョコレートのクマと似ていると言う陸。幼少期一織の写真、どんだけ鮮明に覚えてるの……!?

 悠の一織観。生まれてすぐ喋ってそう、自分でおむつを替えてそう、先生に難しい質問をするなど、大人を驚かせてそう、などなど。悠は他の人についても子供時代の想像がつかないとのことで、周囲に子供がいない一人っ子ぽさを感じる発言ではあるが、それにしても学校生活・アイドル業界における「和泉一織の出来の良さ」が垣間見える発言ですね。悠は別の話でもしばしば一織の出来の良さに言及しており、一織のパーフェクト高校生ぶりの解像度が上がる。ありがたい。

 大人の階段について「何段?」と陸の天然炸裂。陸にはそのままでいてほしい一織。なんかだんだん隠さなくなってきたな……。陸にピュアでいてほしい、という一織の願望は、年上ぶりたい陸にとっては「馬鹿にされている」と感じられるものの様子。まあそうよね。

 クマに特別な思い出がある、と三月に聞いたという陸。陸の言葉をきいて、一織は「兄さんが覚えていてくれるなら」と、クマの思い出を自分のルーツとして語ることを検討し始める。
 三月が覚えていてくれなかったならその話はしないし、兄に自分から「覚えてますか」とも問わない一織。忘れられていたら悲しいからなんだろうな。キッズルームの企画で写真を出したときに兄弟間でその話をしなかったことから、三月が忘れていると思っていたのかも。せつない……。


第2話。

 和泉家子供部屋。子供部屋~! 解像度が上がりすぎる~! でっっかいウサギのぬいぐるみ(オフホワイト、片耳が垂れている)がある。
 ゼロのポスター。ゼロアリーナ建築記念公演?ゼロの装いは偽ゼロのそれとそっくりで、顔を見せない。ほんとにこういうアイドルだったんだな……謎……。

 ちいちゃい子供の二人。おそらく小学校と保育園、7才と3才といったところ?両親は「お父さん、お母さん」呼びなんですね。
 おやすみの挨拶をして両親は部屋を去り、着替えて寝るのは小さな二人だけ。この年齢だとなかなかないことよ。共働き自営業家庭とはいえ、ものすごくしっかりしている。丁寧なおやすみの挨拶は、親が放任した結果こうせざるを得ないわけでなく、自然とこの形に落着いたことが推測できるよね。
 小さな弟を着替えさせ、ちゃんと寝かすのが三月の役割だったんだろうな。これ、まだ幼いお兄ちゃんにはなかなか大役ですよ。さみしがって泣き出したり、寝なかったりして、途方に暮れたり、自分も泣いちゃう日もあったかな。一織が布団から出てしまったり、ベッドから落ちたり、なにかしらトラブルがあって、自分を責めたりもしたかもしれない。そういう想像するとちいさな三月を抱きしめたくなるな……。

 眠気をこらえてゼロのお話をねだる一織。三月はゼロの話をすると止まらなくなるから、一晩中話してほしい。これまでも三月は一織にゼロの話を長々することがたくさんあったことがわかる。そして、三月の「珍しい」という発言から、一織自身はゼロにさほどの興味がないこともわかる。おねだりされるのは珍しいけれど、小さい弟に自分の好きなものの話を語って止まらない三月、それに耳を傾ける一織。今に至る関係性が現れているね……。

 で、ここでちいちゃい一織の一人称と兄への口調が判明しましたよ皆様! 一人称はいおり、口調はですます調じゃない、お兄ちゃん呼び! 1話で言った通りふつうの(ややおとなしめで甘えっ子の)子供だ~! 嬉しい! こういうリアルさ最高に嬉しい……!! こんなちいさな頃から兄にですますで話す子供って完全にファンタジーだもの。あれしてこれしてと兄におねだりするのも幼児らしさを感じられてとてもいい。
 と同時に、いまの一織に通じる一織らしさもすでに垣間見えている。父親が電話で話す場面から「どうぞ、おかまいなく」という表現を覚えて使いたがる聡明さ、いかにも幼少一織でたまんないですね。「ぽんぽん」という幼児語と同居するアンバランスさがたまらない。
 保育園に行っていることが判明。カタツムリさんのお世話をしている……。小さい頃から生き物のお世話の出来る子……。カタツムリさん、カメさん、お世話、などなど、言葉遣いの丁寧さがとてもいい。

「おしえない……。おしえたらお兄ちゃん、いおりのことイヤになっちゃうもん……。」

 もうここで死ぬかと思った。泣きそうでした。こんなちいさな頃からこの子は、お兄ちゃんは悪い子の自分のことをイヤになっちゃうと思ってる。知られてしまったらもうダメなんだよね。取り返しのつかない怖いことだし、イヤにならないでとお願いすることもできない。だって自分がしでかしてしまったんだもの。自分の落ち度は、挽回できない。やらかしても謝ったら許して貰えるという思考がすでになくて、知られたら嫌われると思い込んでる。だから言えない……。たぶん、いい子いい子と褒められてきた子なんだよね。言いつけを守るよい子。だからこそ、良い子じゃなかったときに、どうしたらいいかわからなくなる。
 こういう子だから、ミューフェスで失敗したあと、みんなの前から逃げ出しちゃうし、追いつかれてごめんなさいごめんなさいと泣くんだよなぁ……。
 ここのくだりが本当に一織でしかなくて、目眩がしました。死にそう。

「だってお兄ちゃん、一織のこと、だーーーーいすきなんだから! 嫌になることなんか絶対ない! 約束!」
「……やくそく!」

 この会話さぁ……。
 このあともずっと覚えてそうじゃないですか、一織……。
 ちいさな頃の約束に縋ってたかもしれないじゃないですか……。
 でも、アイドルを目指す兄に助言をして、はねつけられて。
 嫌にならないという約束も、いつかは破られるものだと。あれほど可愛がってくれた兄にすら、嫌われてしまうのが自分の本質だと。そういうふうに思ったかも。昔のこの言葉があったからこそ、そのとき余計に傷ついたのかも……。などと、オタクは深読みして勝手に泣きたくなりました。


 さて保育園でのエピソード。先生には完全にですます調だ! いる、いる、ちっちゃい子でもこれはいる。先生がオバケを持ち出していい子にさせようとする場面で、「ひかがくてきだから」と否定するこまっしゃくれたところ、すごく和泉一織……。ほかの子どもたちと一緒にキャーキャー言わないし、あと先生に対して愛嬌がない。懐かない感じの子。扱いにくい子供観があるし、周りの子供からも距離を取られてそうな様子が、この短いエピソードで伝わる。なんか自分たちと同じじゃない子、みたいな扱いを、すでにされてそうなんですよ幼少一織。うう。
 本当は感性が繊細なのに、知能が先に発達してるから、動じない、しっかりした、気遣いの要らない子に見えてそうなんですよね。多分人見知りとかもあっただろうな。大人への態度に距離感があるし、先生たちからは理屈で対抗してくる困った子に見えてた節がある。耳たぶを食べるオバケの話で怖がらせようとされるあたりから、そういう雰囲気を感じます。

 オバケは悪い子が寝静まった頃に耳たぶを食べにやってくる。「いい子たち」に向けた「これからもいい子にしててね」にすぎない物語だけれど、自分が悪い子だと思い込んでいる一織は震え上がっている。そもそもオバケを否定したのも、悪い子を食べちゃうオバケがいたなら自分が食べられちゃう、その恐怖を振り払うための一織なりの理論立てだったんですよね。それが否定されてしまったから、もう怯えるしかないんだよ……。
 思ったんですけど、この「オバケに耳たぶを食べられる」エピソードがトラウマになって、高校生まで耳を隠す髪型を貫いたりした? いやまさか、とは思うんですが、よりによって耳たぶというのが……。ちょっと妄想してしまうね。

「ううん……。いおりは悪い子……。」
 うさぎさんのグミ、食べていいのは3つだったのに、4つ食べちゃった。これが幼い一織が抱え込んだ自分の罪なんだよね。大人から、いや小学生の兄からしても「そんなこと」と拍子抜けされるような些細な、悪事とすら言えないようなこと。美味しくてうっかり食べ過ぎちゃうなんて子供の日常茶飯事ですよ。ぶっちゃけ親が3つ数えて渡さなかった時点で想定されるようなレベルの。
 でも、幼い一織にとって、「親の言いつけを破ってしまった自分」は、天地がひっくり返るようなショックだったのだと思う。そして食べてしまったものはもう戻せない。言いつけを守れる良い子の一織にはもう戻れない。ショックだっただろうな。怖かっただろうな。お父さんにもお母さんにもお兄ちゃんにも嫌われて見放されちゃうと思ってたのかな……。自分の過ちに気づいてしまってからずっと、露見しないように怯えていたんでしょうね。お母さんにはバレなかった。お兄ちゃんにも。黙っていれば気づかれない。黙っていよう。不安を押し隠して過ごしていた? そこにオバケの話。悪い子の自分は食べられちゃう! 字分を守ろうと必死で先生の話の矛盾を突こうとして、もっと怖いことを言われて……。それでも、素直にその怖さを言えない。嫌われてしまうから。

「お兄ちゃん……。いおりが悪い子で、イヤになっちゃった?」
 ついさっき約束をくれた兄に、そう聞いてしまう。一織のピュアさと、自信のなさだよね。うっうっ、胸が痛い。嫌いにならないよと繰り返し言ってもらって、少し安心して、ようやく出てくるのが「悪い子でごめんなさい……」なんですよこの子。ほんとどんだけだよ。兄にとって、両親にとってのいい子でいたかったんだろうなぁ。いい子、いい子と褒められる、年齢よりしっかりした、まじめないい子だからこそ、ほんの少しそこからはみ出しただけで、どうしたらいいかわからなくなる。自信がなくなってしまうんだろうな。「いい子だから(いい子でいるあいだは)愛して貰える」っていう方程式があるんだろうと思うんですよ。意図して悪いことやイタズラをしない、ちょっと困らせちゃえとか思うこともできない、そういう発想がない子だから……。

「お兄ちゃん、だいすき。ぎゅー、する!」
 愛おしさが致死量。

「オバケがきたらお兄ちゃんが守ってやる!」ああ、なんて三月らしいセリフだろう。お兄ちゃんだもんね。男らしく、格好良く、頼りになって、尊敬される、そんな兄でいたいのが三月。でもそこで「だめ……!」って必死になるのが一織なんだよ。お兄ちゃんに守ってもらうだけの立場が許せない。兄に一方的に甘えることができない。和泉一織ほんと和泉一織。ねえみなさんアイナナ警察読んでますよね? 兄なんだから守るぜかっこつけさせろの三月と、弟だって兄を守りたい役に立ちたい守られるだけの存在を許容できない一織ですよ。これなんだよこの兄弟。ここでお兄ちゃんすごい! ありがと! って可愛く笑える、兄のプライドを満足させてやる弟でいられないんだよぉ……。

 このときは三月も弟のいじらしさに感動してるし、クマさんに守って貰うって機転を利かせて、かわいいエピソードとして決着してるけど。弟を守る頼もしい兄ちゃんでいたい三月と、兄を支える立派な弟でありたい一織の、それぞれの想いの食い違いは、こんなちいさな頃にもう芽吹いていたんだなと……思うと………………うっ……。


第3話。

「クマさん、どうかいじめっ子を優しい子にしてください……!」
 いじめっ子に悪いことが起きるんじゃなく、いじめっ子が優しい子になることを願う性根の善良さ。これが和泉家ですよ。ほんと……。

 一織の語り。「大人になるにつれて」きみはまだ17歳です!!! 子供でいいの!!!!! って呻きたい。うっうっ。あと未だに「クマさん」呼びなところ死ぬほど愛おしい。大好き。

「一織が保育園で何か心配事を見つけてくるたびに、なんとかなだめてクマさんにお願いしてさぁ。」
 ここの表現に幼少一織の繊細さと、その不安を園で吐露できず兄にだけこっそり打ち明けていただろうことが窺えますよね。悪い子でごめんなさいとか、嫌われちゃうとか、そういうこと言ったのかな。いじめっ子の話をして、三月が怒ったりしたかな。いじめっこにバチが当たりますようにって願おうとした三月を一織が止めたりしたかな。

「今でも一織が一生懸命クマさんにお願いしてたら、普段生意気でも許せると思ったのになぁ。」
 あの、たぶんこの先、これを生かした二次創作が生まれてしまいます七瀬さん……。七瀬さんと喧嘩して落ち込んでクマさんにお願いしに行く一織の話が生まれてしまいます……。
 そして次の一織の切り返しで、このクマさんがいまだに実家にいることが判明してますね!? やばい。たまりません。いつか一緒に実家に行ってほしい。クマさんにごあいさつして、一織を守ってくれたことへお礼を言ってあげてださい七瀬さんよろしくお願いします。

「なにかあったらすぐ『お兄ちゃん、お兄ちゃん』って甘えてさ。」って三月が満足げに自慢げに可愛い弟の話をしてるのに、「す、すみません、兄さん」って謝っちゃうのが! そういうとこが! 和泉一織のしんどいとこ! 誰も責めてないんだよ! ただひたすらかわいいんだよ! 可愛い七瀬さんのこと大好きでしょ!

 あっ、大和さんのセリフでこのエピソードが一織3歳のみぎりと判明しましたね。

 一織が心配してくれて嬉しかったと笑ってる三月。あ、そうか。もう少し小さい頃はきっと、ただただ甘える弟だったんだろうな。それこそ学校ないないして時代。そんな甘えっ子の弟が、お兄ちゃんがオバケに食べられちゃうのはだめ! って、小さいなりに必死になってくれたの、嬉しかったんだね。そっかー。
 ……でも、嬉しかった、だから特別な思い出だ、と語りつつ、「でもさー、それから一織ってばどんどんしっかりしてきちゃってさ~。」になるのが……ほんと……和泉兄弟………………。甘えっ子が兄を守ろうと必死なのはいじらしくて可愛いけど、しっかりしすぎると寂しいっていう。わかるけど!


 細かいとこですけど、ずっと保育園じゃなく、幼稚園に上がれる年齢まで保育園→幼稚園(おそらく4歳ごろから)なのね。これはご家庭の方針なんだろうな。幼稚園のほうが広い園庭や遊具など施設設備がよかったり、色々やれることの幅が広かったりするので。あとたぶん、幼稚園から連れ帰ったあと三月が遊んでやっていたんでしょうね。

 風呂を一緒に入ってたのがいつまでか二階堂さんに言いたくない一織、ほんと大和さんへの対応が思春期の父親に対する娘。かわいい。「もう少し長くて」と言いかけてるから、小学校上がるくらいまで一緒のお風呂かな~。

「今日は一緒に風呂入るか!」
「えっ……。さ、さすがにそれは……! あ、嫌というわけではなく……!」
 恥ずかしがり屋の思春期17歳。かわいい。かわいい。(そういえば雪景色ラビチャで三月が語ってた「兄弟で温泉」の野望って実現したんだっけ?)

さて、BGMが変わって。
「一織は1人で何でもできちゃう」これが三月の一織評価なんですよね……。

 何でもできる一織だからこそ、力になれるのが嬉しい、頼りにされたい三月。三月には三月のやりたいことを一番にやって貰いたいから、煩わせたくない一織。
 お互いがお互いにそういうふうに思っている(いた)ということを、こうやって顔つきあわせて直接言葉にしたのって、初めてじゃないですか!? ねえ! どうしてこんな大事な場面がラビTVなんですか~~~!!!! せめてサイドストーリーでやってよ……!
 そして、やりたいことをやっている兄さんをそばで見ているのが好き、その姿が何より胸をときめかせるものだった、って。
 言えるじゃん。
 言えたじゃん!
 世話焼きとか、弟としての情とかじゃなくて、ただその姿が「好き」だからなんだって、そんな兄を見ることが自分にとってのしたいことだったんだって、言えたじゃん~~~~~!!!!
 泣いちゃう。泣いちゃった。一番乗りでナギが理解を示してくれるのも最高。だって知ってるもんね。ナギは三月の魅力も、一織が三月に向ける憧憬も、ずっと知ってたんだもんね……。


「たぶん、兄さんみたいになりたかったんだと思います。」
 言ったぁ~~~~~~! すみませんこのへんずっと涙ぐんでたしこれ書きながらまた涙ぐんでる……。
 兄さんみたいになりたい、って、四年前の三月をなぞる、真似をすることじゃないんだよね。そのときの三月と並び立ちたいんだよね……。三月は光だから。一織も自分なりに、自分のできる方法で、誰かを照らす光になりたかったんだよねえ……。

「今だから、こうした話ができるんだと思います。」にまた泣いてしまう。
 だってようやく見つけたんだものね。自分の居場所、自分のできること、仲間……。胸を張って自慢できる確かなもの。
 三月を支えようとして、傷つけた、あの頃には、伝えられなかった。あなたの支えになりたいのだと、夢に向かうあなたの姿こそが私の胸をときめかせる夢なのだと、言えなかったんだね……。

 そしてこの期に及んで「私が勝手に」って言うんだよこの子! わーん! 三月にはなんにも背負わせたくないんだよ……! わああん。しんどい。

「今も、支えたいって思ってる?」からのシリアスと見せかけたコメディ展開ほんとアイナナisアイナナ。いじられ一織可愛い。みんなの前でクマさんのセリフ言わされる一織はちゃめちゃに可愛い。

(余談ですけど「いいよ、ボクが叶えてあげる」ってやたら九条天みがありますね?)

 開き直ってクマさんホットケーキおねだりする一織~~~!!!!かわいい~~~~!!!!

「朝日が昇るまで、ゼロの話をして。」
からの、
「また2人で、くっついてあの夜と同じ話をしよう。」
「うん、兄さん……!」

 うん。
 うんですって。
 ちいちゃな一織とおなじように、うん、って。

 初めてここ読んだとき、額抑えてしばらく固まってました。なんかもう、キャパオーバーですってば。こんな……こんなさぁ……。

 並び立ちたくて、兄さんみたいになりたくて、兄さんには前だけ見ていて欲しくて、……でも、大好きなお兄ちゃんに甘えたいいおりもずっと、一織の中にいたんだろうな。
自分がしっかり立っていられるって、和泉一織にはできることがあるってようやく自信が持てて、だからこそ甘えたい一織を許してやれるようになったのかな……。
 なんかねぇ……。
 幸せになってほしいです、本当に。
 ずっとずっとこの兄弟の危うさが怖くて、しんどくて、いつか決定的に傷つけ合う日が来てしまうんじゃないかと、怯えていたんですけど。
 もしかしたら大丈夫かもしれないと、ちょっとだけ思いました。一織の根っこにある、「支えたい」が伝わっているのなら、一織がこういう風に、自分の気持ちを言えるようになってるなら、大丈夫かもって。
 どうなるか、わかんないですけどね……。
 でもなんていうかな、このラビTVで、2人がお互いに願うことのすれ違いが「ある」と明言されたので。変な不安感はなくなった気がします。本編で揉めるにしろ、揉めないにしろ、最終的に大丈夫だなと思う。

 情緒ぐっちゃんぐっちゃんにされましたが、読めて良かったです。アイドリッシュセブン、大好きだ……。